月別アーカイブ: 2016年1月

速度定点観測@こすぎ編(17)

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ひさびさの速度定点観測です^^;。
川崎市中原区近辺における、1月31日(日)13時30分前後の速度計測結果となります。今回は使用機器のバッテリの劣化等あり、やや計測業者数少なめとなっております。一部機器の更新をしたいなぁと思っていたりしているところですが、ハードへの投資が必要となるだけにどうなることやらです。

お昼の時間帯より多少はずれていますが、今回はIIJmioを除きやや苦戦しているようですな^_^;A。もっとも、UQ mobileは極端に速くなることもなければ遅くなることもないというタイプなので、まぁこんなものでしょうw 横浜などでは結構速度の出ることも多いFreetelは、やはりこすぎだと相性イマイチのようです。スマオフはややバッテリの持ちが悪くなっているようなのもあり、契約業者から外すのも考え始めていたりしています^_^;。

1)LTE速度比較
UQ mobile Down 16.92Mbps Up 5.67Mbps
biglobe sim Down 5.56Mbps Up 16.57Mbps
iijmio Down 28.54Mbps Up 12.56Mbps
Freetel sim Down 2.79Mbps Up 15.66Mbps

2)3G速度比較
スマオフ Down 0.39Mbps Up 0.35Mbps
ワイモバイル Down 7.60Mbps Up 1.25Mbps

3)低速モード(規格値0.2~0.25Mbpsのもの)比較
UQ mobile Down 0.38Mbps Up 0.45Mbps
iijmio Down 0.42Mbps Up 0.39Mbps

それぞれ、使用機器は以下のとおりです。

LTE速度比較
UQ mobile Xperia SOL21
biglobe sim Galaxy Note 2
iijmio MEDIAS tab N-06D
Freetel sim iPhone5S

3G速度比較
スマオフ Acer Z200
ワイモバイル Aquos Phone ef(いわゆる「SIMだけの契約」ではありません)

低速モード比較
UQ mobile Xperia SOL21  
iijmio MEDIAS tab N-06D

同じ時間帯でも計測結果にはそれなりに振幅がありますので、あくまでも個人的な環境による参考資料とお考えください(複数回計測を行なった場合は、ダウンロード速度の速かった方を優先して掲載しています)。

【速報】NifMoのかけ放題サービスは「格安SIM」の弱点を乗り越えられるのか?

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これまで、「格安SIM」の弱点として大きなものの1つとして、「通話料金に定額制がないので、通話の多い人には向かない」というものがありました。しかし、以前より「やる」と噂されていながら難航していたらしい、NifMoの定額かけ放題サービスが開始され、この弱点をカバーできる可能性が出てくるようになりました。

私はNifMoとは契約していませんので使用感その他について評価できる立場にはありませんが、NifMoのサイトをチェックしたかぎりにおいて、このサービスで注意すべき点は主に3つ挙げられると思います。

  • このかけ放題サービスはIP電話アプリにて提供されていること
  • 現時点では上記IP電話アプリのiOS版がリリースされていないこと(現在はiOS版が用意されています)
  • このサービスがIP電話アプリにて提供されているにもかかわらず、利用には音声通話対応SIMの契約が必要なので、実際にかけ放題サービスを利用するには月額1,300円ではなく2,000円かかるということ

私個人はIP電話アプリにあまり偏見を持っておらず、050 PlusやLala Callといった名の通ったサービスであれば、通話しているとき通常の音声通話とほとんど違和感を感じないレベルになっていると思います。しかし、知らないうちにアプリが落ちていて着信しなかったというケースがたまにあるので(「不在着信がありました」メールがくるのでフォローは可能とはいえますが)、人によっては気になるという方が出てくるかもしれません。また、IP電話であるため、通話分のデータ容量消費も契約容量に含まれるという点に留意する必要があります。NifMo公式の説明によれば3分で1.5MBなので、月3時間通話したとすれば90MBという計算になります。極端な例となりますが、データ通信プランが3GBの場合だと、100時間ちょっと通話すると1カ月の契約容量を使い切ることとなります。計算上は本当のかけ放題ではなく、これが上限であると言えます。

それ以上に、料金面の問題の方に引っかかる人が多いような気がします。こんにち従来3大キャリアでは5分以内の通話がかけ放題となるサービスを提供しており、通話定額に関するかぎりそちらの方が月額が安い(税抜1,700円)ためです。もちろん、NifMoであればデータ通信の料金が格段に安いので総額では安くなる結果が出ると思われますが、ワイモバイルであれば1GBプランで10分以内の音声通話300回が出来て月額2,980円(税抜)となります。一方、NifMoだと3GBプランで2,900円(税抜)となりますので、データ通信をあまりせず通話重視でIP電話アプリに不安をおぼえるような人の場合、この価格だと一長一短かなぁ?と判断するレベルなのではないかと危惧しています。

また、楽天モバイルが、プレフィックス番号付加による5分以内の通話かけ放題のオプションを発表しました。また数量限定という触れ込みではありますが、Freetelも同様のサービスを展開予定となっています。これらは、少なくとも料金面に関するかぎり、従来3大キャリアの同等サービスに比べても優位性の高いものです。「長電話が多い」「IP電話に抵抗がない」というユーザーであればNifMoかと思いますが、「長電話をあまりしない」「IP電話に抵抗がある」ユーザーであれば、楽天モバイルやFreetelの方を選びたくなることでしょう。なお、仕組み的にはIIJmioも同様のサービスを展開しているので、近い将来IIJmioも追随してくる可能性があります。

 

【速報】ドコモ「実質0円」撤廃は「格安SIM」に追い風か?

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ソフトバンクの1GBプラン発表につづき、ドコモも2015年9月に行われた第15回経済財政諮問会議においてなされた安倍首相による携帯電話の料金引き下げ指示に基づいた動きを見せ始めました。ただし、今回のドコモの場合は、ソフトバンクのような小容量プランの発表ではなく、端末の「実質0円」撤廃から着手しています。

「実質0円」とは、2年の契約期間中、端末の分割払いは発生するものの、毎月同額の割引を実施するため、実質的には端末の分の支払いが0円になるというものです。本当に端末料金がゼロとなる「一括0円」と異なり、端末料金の割賦払い契約そのものは存在するので、2年以内に機種変更する場合など残債の支払いが発生することもあり、注意が必要だと言えるものでしょう。しかし2年の契約期間を全うする限りにおいては端末料金の負担を考慮しなくて済むため、2年ごとにキャリアの乗り換えを行うようなユーザーにとっては有利であると言われます。一方で、2年以上にわたって同じキャリアを利用しているようなユーザーにとっては不利な内容となるため、弊害が指摘されてきました。今後ドコモは、この「実質0円」の原資となってきた販売奨励金を減らして端末を1~2万円程度値上げし、その分を長期利用者や小容量ユーザーに還元するプランを発表していくとみられています。

もっとも、OSの頻繁なアップデートやハードの性能の向上を鑑みると2年での機種変更はそれなりに妥当性があるともいえ、ユーザーにとってこの変更が本当にメリットをもたらすものなのか、個人的には首をひねるところもあります。いっぽうで、2年以上前の機種でも使えれば気にしないというタイプのユーザーにとっては、今後料金プランによってメリットが出てくる可能性があるともいえます。

端末の切り替えに際しハードルが高くなる結果、2年契約終了後も同じ端末を使っていこうと考えるユーザーも増えていくのかもしれませんが、その場合、「格安SIM」への切り替えというのも選択肢として有効な人が多くなっていくことでしょう。特にドコモの場合、ドコモ回線を利用している「格安SIM」業者が多く存在するため、SIMロック解除を考えなくて済むという点が有利です。いまのところこの点についてauやソフトバンクの対応がはっきりとはしていませんが、auの場合はLTE端末限定であり使える「格安SIM」業者も限られてしまい、ソフトバンクの場合は「格安SIM」業者では利用できないため、現状「格安SIM」への切り替えをするには、SIMロック解除対応が義務化された2015年夏モデル以降の機種であることとSIMロック解除手続きを行うことが必須となるケースがほとんどとなるので、ややハードルが高いといえます。

「格安SIM」に切り替えてメリットが生じるのかどうかは、ユーザーの利用状況・手持ちの端末がそのまま利用できるのかどうか・ユーザーのモバイルへの関心の度合いによってかなり変わってくるものであり、誰にも問題なく勧められるとは言えないところがあります。この場合も、モバイルにあまり関心のないユーザーにとっては、今後ドコモが出してくるであろう長期利用者にメリットのあるプランを選んだ方が望ましいということもあるかもしれません。しかし、入手してから2年経過した端末を利用していく場合、契約期間が固定されているキャリアを利用するのは端末の陳腐化というリスクも存在するので、契約期間に縛られない・もしくは拘束される期間の短い「格安SIM」での運用も考慮に入れておいたほうがいいでしょう。

 

【速報】ソフトバンク1GBプラン導入に思う

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先日、ソフトバンクが2016年4月以降に月1GBまで高速通信可能なデータ定額プランを導入する旨、プレスリリースがなされました。2015年9月に行われた第15回経済財政諮問会議においてなされた安倍首相による携帯電話の料金引き下げ指示に基づいての動きであるといわれています。

このプランを導入することによって、5分以内の国内通話無制限なら月額4,900円・国内通話無制限なら月額5,900円(いずれも税抜価格)となると謳われていますが、当座目にした記事では評判がいまいちのようです。以前「ケータイ料金、本当に『高い』のか?」にて書いたように目先の基本料金の高い安いのみで判断するのもどうかと思うのですが、「ワイモバイルとか『格安SIM』を利用した方が安い」というような論調でした。

しかし、そのあたりはソフトバンクも承知のようで、上記プレスリリースにおいて「当社では、ワイモバイルにて1GBのデータ通信と月300回まで10分以内の国内通話が安い値段で利用できるプランを提供してきた」という点を強調しているのが印象的でした。ワイモバイルを単純に「ソフトバンクのライトユーザー向けブランド」と言い切ってしまうのはやや語弊があるものの、そういうニーズを持っている人はワイモバイルを選んでほしいというのが本音なのかもしれません。これは現時点での推測にしか過ぎませんが、auもまた関連会社がUQ mobileを運営しているだけに、ソフトバンクと同じような考え方で同じようなプランを出してくるのかな?という気がしています。また、ドコモもNTTコミュニケーションズやNTTぷららなどを含む数多くの「格安SIM」業者に回線を提供している立場なので、やはり考え方はさほど遠くはならないのではないでしょうか?

そのような背景を鑑みると、携帯電話の料金をめぐる環境は、「高額・高サービスな従来3大キャリア」×「ユーザーが直接に求めているサービスのみを安く提供する『格安SIM』業者」という図式から大きく変わることはないのかな?という印象を受けた次第です。現在でも「格安SIM」業者が家電量販店などの流通チャネルと提携してサービスを補完していこうとする動きがありますが、携帯電話の料金が下がるとすれば、このあたりの拡充がポイントとなるのかな?という気がします。もっとも、これがコストとして跳ね返ってくれば従来3大キャリアと「格安SIM」業者の差がなくなってくるだけのような気がしないでもないですが^_^;A。自分で情報収集したり労力をかけてでも「格安SIM」を選ぶか、そういった手間へのコストが含まれていると割り切って従来キャリアを選ぶか、そのどちらかという環境はしばらくつづくことでしょう。