月別アーカイブ: 2017年7月

【速報】ショッピングで「格安SIM」を安く運用する仕組みって?


従来3大キャリアに比べて「安い」と言われている「格安SIM」ですが、どこを選んでも、概ねデータ通信のみの契約だと「月3GBなら900円程度」「月10GBなら2000円台くらい」というような相場が出来ているという印象で、少なくとも料金面に関するかぎりでの差別化は困難になりつつある感があります。

もちろん、通信速度やかけ放題サービスですとか、端末購入やセキュリティに関わるオプションですとか、料金面以外での差別化の軸はいくつもありますし、私個人はそちらの方が「格安SIM」業者の本来力を入れるべき領分であろうと考えている次第ですが^_^;A、ポイントその他の仕組みによって「格安SIM」に係る料金を一層安くしようとする試みは、一部の業者にてなされています。

やはり、その種のサービスの代表例は楽天スーパーポイントを活用している楽天モバイルということになるかと思いますが、NifMoにもバリュープログラムというものがありますので、紹介しておこうかと思います。

NifMoのバリュープログラムは、バリュープログラムを介して提携する店舗その他で買い物をしたりアンケートに答えたりすることによって、その報酬がNifMoの利用料金の割引として反映されるという内容です。提携ショップはバリュープログラムにサイトにて紹介されていますが多岐にわたっており、なかには対象となる川崎フロンターレの試合でフロンターレが勝利したりホームスタジアムにチェックインしたりするとNifMoの利用料金が割引されるというユニークなものまであります。

私個人は楽天モバイルもNifMoも利用していないので直接的な評価は避けますが、仕組みそのものをみるかぎり、楽天モバイルの方が幾分シンプルで分かりやすいのに対して、NifMoのバリュープログラムは複雑という感があります。しかし、手数がかかる替わりにバリュープログラムの方が割引率が高くなりそうな印象を受けます(具体的な内容はバリュープログラムのユーザーしか閲覧できないようなので、本当のところは分からないのですが^_^;A)。

こういった種類のサービスは、日頃利用している店舗がどれだけ含まれているのかによって、受けられる恩恵の度合いもさまざまに異なってくるため、ユーザーによって効果が大きく変わってくるリスクが想定されますが、対象店舗を確認のうえ、日頃自分の利用しているところが多い(あるいは対象店舗の利用に変更できる)という場合は検討の余地があるのでは?と考えられます。

【速報】LINEモバイルの好調は実力なのか?


「スマホ辞典」サイト・「MVNO格安SIMの速度比較7月編」の感想等です。

最近個人的に「格安SIM」関連のネタがないなぁ^_^;Aと感じておりますが、この記事を見ても、このところ何ヶ月か、速度計測の結果が固定化していて、あまり書くことがないようです。

このサイトによると、速度面で評価できるのは、LINEモバイル・UQ mobile・Ymobileだそうです。もっとも、私の感想としては、そのまま鵜吞みに出来ないなと思うところです。

まず、UQ mobileですが、

  • 「格安スマホ」購入による「2年縛り」を伴う契約と、手持ちの端末を使ってのSIMのみの契約とでは、扱いに差がありすぎる
  • 個人的な速度測定の結果だと、「格安SIM」業者としては実効速度が速いが、Ymobileに比べるとさほどでもない。特に「低速モード」がイマイチと感じる(公称200kbpsとされる、SIMのみの契約だからというのもあるのかもしれないが)

ついで、Ymobileだと、

  • 「2年縛り」を伴う契約がデフォルトで、契約期間に縛られない内容にしたい場合はやや高額となる
  • データ通信のみの契約は出来ないわけではないが、販路や内容が限定されており、不充分である

といったデメリットがあり、端末を新規購入したい場合ならあまり問題とはならないのかもしれませんが、「手持ちの端末をそのまま活かしたい」「契約期間に縛られたくない」といったような「格安SIM」本来の趣旨からはやや外れるところがあると思っています。

となると、「格安SIM」本来の趣旨に沿っていて、速度面でも評価できるところとなると、LINEモバイルしか残らないこととなります。通例、「格安SIM」業者はサービス開始当初通信速度が速くても、その評判からユーザーが集中していくに伴って混雑していき、通信速度が遅くなっていくといういたちごっこを繰り返しているものですが、当該記事によればサービス開始から1年間通信速度を維持しているとのことです。

LINEモバイルのシステム面を担っているのはOCNということなので、自分のOCNモバイルONE利用での実感をみても、なぜLINEモバイルだけがそのような特別な評価を受けるのかよく分からないところがありますが、当該記事によると、利用者層の違いによるものだろうと推測されているようです。

私個人はLINEモバイルを利用していないので直接評価はできませんが、LINEモバイルを利用している知人はべた褒めしているようです。契約プランが月10GBまでになっているのでヘビーユーザーには向かない内容かもしれませんが、10分以内かけ放題オプションなど通例の「格安SIM」業者に期待されているプランは揃っている印象であり、プランによってはfacebookやTwitterなどのSNS、LINE MUSICなどが契約容量に加算されないなどといったメリットがあるので、こういったアプリの利用頻度が高いユーザーの場合は利用してみる価値があるかもしれません。

【追記】
その後、LINEモバイルは回線増強が追いつかなくなり、普通の「格安SIM」業者になってしまった感があります。そして、ソフトバンクの出資を受け入れ、実質ソフトバンク子会社になることとなりました。2018年夏にソフトバンク回線を利用した「格安SIM」サービスが開始される予定であり、これがテコ入れとなるのかどうか、見守っていく必要があります。

【速報】「MVNOサービスの利用を考えている方へのご注意とアドバイス」


以前このサイトでも言及したことがありますが、昨今「格安SIM」「格安スマホ」の利用に伴うトラブルが急増している旨、独立行政法人国民生活センターより注意喚起を促す報道発表がありました。

これを踏まえ、主要「格安SIM」業者7社にて構成されたテレコムサービス協会MVNO委員会がまとめた「MVNOサービスの利用を考えている方へのご注意とアドバイス」という報道発表にて、「格安SIM」「格安スマホ」の利用を検討する際のチェックポイントが列挙されています。「格安SIM」「格安スマホ」という通り名ではなく「MVNOサービス」という語句を利用しているなど、こなれていない印象を受けますが、とりあえず「格安SIM」業者が安直に目先の「安さ」だけを喧伝するに留まらなくなりつつあるのは歓迎すべき動きでしょう。

このテレコムサービス協会MVNO委員会を構成している1社、IIJmioは、この「MVNOサービスの利用を考えている方へのご注意とアドバイス」に基づいて、同じタイトルの「弊社サービスにおいて事前に確認していただきたい事項」をまとめ、ホームページのトップに、該当ページへのリンクのバナーを置いています。手法としてはまだ不充分な気もしないでもありませんが、このテレコムサービス協会MVNO委員会を構成している「格安SIM」業者中であってもこのような注意喚起を行なっているのは唯一IIJmioのみのようであり、業界最古参のなかの1社としての矜持を見せてくれている印象を受けます。

このページは、IIJmioに限らず、「格安SIM」「格安スマホ」への切り替えを検討しているユーザーがチェックすべき項目の指標として参照してほしいと考えるとともに、IIJmio以外の「格安SIM」業者も、同様のページを作成してホームページに設置するようになってほしいと思いました。