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【速報】ついにソフトバンクiPhoneにて音声通話が可能に


U mobile Sなど、日本通信がシステム面を担って開始されたソフトバンク回線利用の「格安SIM」サービスは、これまで音声通話非対応でドコモ回線及びau回線を利用した「格安SIM」サービスに比べて大きな立ち遅れを感じさせてきましたが、このたびついに音声通話も出来るプランがb-mobileブランドにて発表されました。相変わらずLTE対応のiPhone限定という扱いではありますが、これにてとりあえず従来3大キャリアすべてについて一通りの「格安SIM」サービスへの対応がなされるようになったと名実ともにいえる環境になりました。

今回開始されたb-mobile Sスマホ電話SIMは、「格安SIM」としてはやや高めかな?という印象であり、ソフトバンクiPhone以外の機器で利用する必然性には乏しいようですが、5分間までのかけ放題サービスに標準対応であるなど、プラン面ではメイン機器利用にも対応できるだけの内容になっているようです。通信容量については、5GBまでの従量制になっているため、ヘビーユーザーには向かないかと思われますが、月1GBまでの使用であれば2,450円・以後1GB単位で350円ずつ加算されるという形態なので、利用度合いに応じて出費を調整することが可能です。

ドコモ回線を利用した「格安SIM」サービスなら、5分かけ放題のついた形態でも2,450円出せば月3GBぐらい使えるんではないかい?という印象であり割高感は拭えませんが、少なくともソフトバンク本体とだいたい同じ内容で契約する場合に比べれば、半額程度にはなるようですので、(もちろん通信・通話の品質がそのままとはいかないでしょうが)そこそこ頑張っている部類とはいえるでしょう。

私は、同じく日本通信がシステム面を担っている音声通話非対応のU mobile S利用者ですが、相変わらず自宅で利用しているとしばしば圏外表示される状況は変わらず、あまり他人に積極的にお勧めしたい内容とはいえないところです。ただ、私の使用環境が鉄筋コンクリート内だからという可能性もあります。ユーザーが「ソフトバンクiPhone・iPadユーザー限定」という条件のためもあって数が限られるから、実効速度は比較的速いという報告も出ているようです。また、Android機で使用してテザリングも可能だったという話もあるようです。もちろん、これはサポート外となり自己責任の範疇とはなりますが^^;

【速報】「信頼できる」「格安SIM」業者は?


「スマホ辞典」サイト・「MVNO格安SIMの速度比較まとめとオススメSIMの考察」の感想等です。2017年4月の記事なのでやや古いと言えなくもないですが、中長期的な視野で「格安SIM」におけるスタンダードを紹介しようという意図で考えれば、こんにちでも状況は変わっていないといえるでしょう。

この記事で高く評価されている「格安SIM」業者は4つ、ワイモバイル・UQ mobile・mineo・IIJmioです。私自身、この4つはすべて利用していますが、概ね同感です。

昨今、「格安SIM」業者は雨後の筍のように乱立しており(一説には600とも言われますが)、値段面でもだんだん横並び的な兆候が見られ、いったいどこを選んだらいいのか、分からないという感じにみられるようになってきました。それがまた「格安SIM」への敷居の高さになっているようにも思われます。

そんななかで、この4つは別格扱いしてもいいかと思いますが、その論拠はワイモバイル及びUQ mobileと、mineo及びIIJmioとでは異なると言えるでしょう。前者は「実質従来キャリアの別働隊だから」であり、後者は「ユーザーと向き合う姿勢がまっとうで実績を積んでいるから」です。

ワイモバイルは実体がソフトバンクモバイルの1部門であり、「2年縛り」の問題など、厳密な意味では「格安SIM」とは言えません。しかし、実効速度上の問題もなく実店舗でのサポートなどの面でも、ほぼ従来キャリアに引けを取らないと言えるでしょう。

UQ mobileは、auと別会社ですが運営がauの関連会社となり、こんにちでは「2年縛り」のある契約の方がメインとなっていてやはり「格安SIM」業者としてはどうかという見方もできますが、その反面安心感はあるといえます。もっとも、個人的にはワイモバイルと同じようなことをやっていてワイモバイルに及ばないところが目につくという印象ですが^^;

厳密な意味での「格安SIM」業者中では、比較的早くからこの事業に取り組んでいてユーザーと向き合う姿勢の面でも評価の高い、IIJmioとmineoが双璧といえるでしょう。

特にIIJmioは、プラン面での充実ばかりでなく、以前の記事で紹介したとおり、「格安SIM」への切り替えでのトラブルを最小限に抑えたいという面での取り組みなども老舗としての矜持が感じられ、評価が高いといえます。

mineoの方は、個人的にはプラン面等でIIJmioに比べると物足りない気がしないでもないですが、特に「マイネ王」に代表されるようなユーザーからの声を重視した姿勢が評価されており、au回線を利用できるメリット(IIJmioの場合はau VoLTE端末をSIMロック解除したうえでしか使えない)など、IIJmioにはない優れた面を持っているといえるでしょう。

「格安SIM」業者を選ぶ場合は、「手持ちの端末を使うかどうか」「重視するのが通信速度か月間の使用容量か」「通常使っているアプリは何か」などといった、ユーザーごとのニーズによってお勧めできるところがさまざまに変わるというのが大前提ですが、それを踏まえたうえでも複数の選択肢が残った場合、この4つのどれかが含まれていればそちらを優先するのが望ましいでしょう。