月別アーカイブ: 2018年5月

【速報】通信の「最適化」チェックを実施しました


2018年4月よりmineoが事前の告知なく通信の「最適化」を実施していることが露見し、ちょっとした騒ぎになっているようです。約款上では書かれていたということですが、これまで情報公開面で好印象を与えてきていたmineoだっただけに、大きな減点と受け取られているようです。

通信の「最適化」とは、平たく言えばHTTPで通信する際、混雑対策のため、端末側に画像が劣化する形でダウンロードされ、端末で表示される画像の画質が落ちたりゲームアプリなどでトラブルが生じたりする可能性が起こったりすることを指します。HTTPSでの通信だと最適化は行われないですが、その場合通信そのものの制限を行なうところもあるようです。

従来3大キャリアにおける通信の「最適化」対応は、ドコモとauだと「最適化を実施しているが、解除手続きをすれば回避可能」、ソフトバンクは「最適化を実施していない」と言われています。

mineoに限らず、「格安SIM」業者の注意書きではこういった混雑対策を実施する可能性があると書かれている場合が多いですが、実際に行っているかどうかについては対応がさまざまのようです。価格や実効速度の面で差別化が困難になりつつある状況の「格安SIM」業者ですが、「最適化」実施如何が将来マイナス的な意味合いで差別化の軸になる可能性があるかもしれません。

取り急ぎではありますが、私も手持ちの端末にて簡易的な「最適化」実施状況チェックを行ってみました。今回調査したなかでは「最適化」を実施している「格安SIM」業者の存在は確認できませんでしたが、平日の昼などのような混雑時には違った結果が出るのかもしれません。

確認方法:「通信の最低^H^H最適化の確認」サイト(horobi.com/Saiteika/)のでかい画像バージョンを利用しました
確認日時:2018年5月27日(日)昼〜夕方ごろ
調査対象:
UQ mobile
 
OCN mobile ONE 
mineo(Aプラン・Dプラン両方)
IIJmio(タイプD・タイプA両方)
ワイモバイル
DMM mobile

ワイモバイル以外は、高速モード・低速モード両方について確認しました。
それぞれ、使用機器は以下のとおりです。

UQ mobile DIGNO S KYL21
OCN mobile ONE acer Liquid Z330
mineo(Aプラン) XPERIA VL SOL21
mineo(Dプラン) iPhone5s
IIJmio(タイプD) Galaxy Note 2
IIJmio(タイプA) ZTE BLADE V770
ワイモバイル FLEAZ POP CP-L42A
DMM mobile MEDIAS N-06D

【追記】

当初使用スマホのブラウザ不調でチェック出来なかったServers Man SIM LTEのチェックが出来たので、書き加えておきます。

検証対象としているでかい画像バージョンでは「最適化」されていないとなりましたが、なぜか軽い画像を使っている方では「最適化」されているという結果が出ています(?_?)

規格値500~600kbpsとされているServers Man SIM LTEの「最適化」対応状況が気になる人は多いと思われるので、いちおうお知らせします。ちなみに使用スマホは、Windows PhoneのWPJ40-10です。

【速報】ドコモとauの階段式準定額制プランはおトクなの?


いわゆる「格安SIM」の範疇からは外れたところですが、auの「ピタットプラン」に続き、ドコモが階段式の準定額制プラン「ベーシックパック」「ベーシックシェアパック」を2018年5月25日より提供する旨、発表されています。

従来のプラン同様、月5GBを超えたら次は20GBになってしまうという極端な刻みになってしまっていて、月5GBを超過する場合は月20GBの定額プランより高額の支払いになってしまう弊害が指摘されています。特にドコモのプランの方が階段の設定が少なく値段の変わり方が大きくなるので、石川温さんなどは逆にドコモが儲かるシステムになってしまうのではないかと批判していますが、実際のところ一般的なユーザーの少なくとも過半数は月3GB程度ぐらいまでにデータ利用量が収まっていると言われ、そのような人向けのプランだと考えた方がいいでしょう。

従来3大キャリアの料金は、基本料金の他に端末の支払いや割引等も複雑になっているので、実際に支払う金額がどうなるのかは読みづらい側面があります。最近は一概に言えない面も出てきていますが、「格安SIM」の方が金額の分かりやすさの面でまだ分があると言えるでしょう。実効速度の速さ遅さに対する受け取り方も人それぞれによって異なるでしょうから、従来3大キャリアと「格安SIM」、どちらを選んだ方がいいのかという問いには答えづらい時代となりました^^;

とは言え、モバイルにとりたてて関心の高くない・かつ動画閲覧とか大容量のダウンロードとかをモバイル環境で行わないような人は、やはり従来3大キャリアないしワイモバイルを選んでおくのが穏当なのかな?という印象です。単純に料金プランだけを見ると月10GB程度利用するユーザーであれば「格安SIM」が狙いめであるようにも感じられますが、ある程度ヘビーユーザーに位置すると考えられるこのユーザー層が「格安SIM」の実効速度に満足できるのかどうかという疑問が発生するからです。ドコモスマホ利用者であるなど検証可能な環境であれば、あらかじめプリペイドSIMなどを使ってみるなどのテストはしておいた方が望ましいでしょう。

かねてよりの私の持論が入ってきますが、「格安SIM」のメリットは、料金面よりも利用環境に対するカスタマイズの自由度の高さといったところにシフトしていくのではないか?という印象を受けます。

速度定点観測@川崎編(10)


サイト開設3周年記念に、ひさびさの速度計測を実施しました。川崎市川崎区近辺における、5月6日(日)11時35分前後の速度計測結果となります。

意外なほどIIJmioが不調でした。ほかの「格安SIM」も、mineoのDプランが上りを2ケタに乗せた以外はさほどでもない印象です。ワイモバイルはまずまずのところですが、通話SIMとシェアSIMで実効速度に差があるようなので、併行チェックをしていきたいと思っているところです。

なお、UQ mobileのみ、使用スマホのAndroidバージョンの関係でRBB Speed Testを使っていませんので、数値は参考程度とお考えください。

1)LTE速度比較
UQ mobile Down 7.36Mbps Up 6.85Mbps
OCN mobile ONE Down 7.93Mbps Up 18.29Mbps
mineo(A Plan) Down 9.82Mbps Up 7.14Mbps
mineo(D Plan) Down 15.12Mbps Up 18.61Mbps
IIJmio(Type D) Down 2.56Mbps Up 19.41Mbps
IIJmio(Type A) 
Down 2.30Mbps Up 1.65Mbps
ワイモバイル Down 31.60Mbps Up 27.19Mbps
ワイモバイル(シェアSIM) Down 15.87Mbps Up 5.30Mbps

2)低速モード(規格値0.2~0.25Mbpsのもの)比較
UQ mobile Down 0.15Mbps Up 0.18Mbps
OCN mobile ONE Down 0.52Mbps Up 0.60Mbps
mineo(A Plan) Down 0.06Mbps Up 0.42Mbps
mineo(D Plan) Down 0.53Mbps Up 0.44Mbps
IIJmio(Type D) Down 0.51Mbps Up 0.45Mbps
IIJmio(Type A) Down 0.32Mbps Up 1.53Mbps

それぞれ、使用機器は以下のとおりです。

LTE速度比較
UQ mobile DIGNO S KYL21
OCN mobile ONE acer Liquid Z330
mineo(A Plan) XPERIA VL SOL21
mineo(D Plan) iPhone5s
IIJmio(Type D) Galaxy Note 2
IIJmio(Type A) ZTE BLADE V770
ワイモバイル FLEAZ POP CP-L42A
ワイモバイル(シェアSIM) DIGNO E

低速モード比較
UQ mobile DIGNO S KYL21
OCN mobile ONE acer Liquid Z330
mineo(A Plan) XPERIA VL SOL21
mineo(D Plan) iPhone5s
IIJmio(Type D) Galaxy Note 2
IIJmio(Type A) ZTE BLADE V770

同じ時間帯でも計測結果にはそれなりに振幅がありますので、あくまでも個人的な環境による参考資料とお考えください(複数回計測を行なった場合は、ダウンロード速度の速かった方を優先して掲載しています)。

【速報】サイト開設3周年を迎えましたw


このゴールデンウィークで、当サイトは開設から3周年を迎えることとなりました。
大したPVも稼いでいない野良サイトではありますが^^;、ご覧下さっているみなさまにお礼申し上げます。

この3年間で「格安SIM」の知名度はやや上がったかな?という印象で、身の回りでも使っているという人が目立つようにはなりましたが、反面freetelの破綻に代表されるような順風満帆といえない事象もちらほらと現れるようになりました。ひととおりのサービスも出尽くしたという印象で、なかなか革新的なサービスも生まれにくい環境になってきているようです。

「格安SIM」中でもシェアが高いと言われている楽天モバイル・IIJmio・mineoですらようやく100万回線台に到達したという程度で、まだまだ一般的とまでいえない普及状況ではありますが、必ずしもメリットばかりとはいえない「格安SIM」の現状を考えれば、これも仕方のないことだろうと考えています。個人的には、今後の「格安SIM」はモバイルに比較的関心の高い層をメインターゲットに絞って、その層のブランドロイヤルティを高めていくのが望ましいのかな?と考えています。

当サイトは「格安SIM」の情報サイトではありますが、無闇に「格安SIM」への乗り換えを煽るのではなく、「格安SIM」の持つ弱点も指摘したうえで、モバイル環境のあれこれにあまり労力を注ぎたくはないというユーザーには従来3大キャリアのままでもワイモバイルでもいいではないかというスタンスを、サイト開設当初から貫いてきました。今後も、ただ目先の月額料金の高い安いだけではなく、そのユーザーが利用していて満足度が高くなるのかどうかにも目を向けた提案ができればと考えています。

個人的な近況では、先日ポストした満足度の低い「格安SIM」の断捨離をようやく実行しました。もっとも、UQ mobileはマイページからの解約が出来なかったため、当面維持していますが^^; 先日ワイモバイルの通話SIMに差し替えたガラケーもどきスマホ・mode1 RETROがあっけなく壊れてしまったため、「格安SIM」利用状況も大幅に見直しせざるをえませんでした_| ̄|○  その他の連携デバイスの導入などの絡みもあって、利用スマホの役割分担を見直し、持ち歩きスマホの削減を試行錯誤しているところです。