月別アーカイブ: 2019年1月

【速報】2019年、「格安SIM」はどこへ行く?


遅くなりましたが、本年もよろしくお願いします^^;
更新頻度はさほどにはならないと思いますが、細々とやっていきます。

2018年後期、MM総研の調査によれば、依然「格安SIM」の回線契約数は増加しているものの、その伸び率は鈍化しているとのことです。従来3大キャリアが、低価格だったりカウントフリーだったりといった「格安SIM」と競合するプランを出してきて、顧客流出を阻止する動きが鮮明になってきたためだといわれています。今年は菅官房長官の発言を受けての料金引き下げの動きが加速するだろうと思われるので、「格安SIM」業者にとっては苦しい闘いを強いられる場面が増えるのかもしれません。

もちろん、「格安SIM」を利用するメリットは、単に料金面に限らず、「自分の使いたい端末をキャリアに縛られずに使いたい」といったところにもありますが、このあたりは一部のこだわりのあるユーザーに訴求する程度に留まるだろうとも思われ、ひろく一般ユーザーに受け入れられない可能性があります。上記のMM総研による調査では、こんにち「格安SIM」が携帯電話市場に占める割合が7%であると言われており、このままだとキャズムの壁を越えるものとなるのは困難な状態だろうという気がします。

いっぽう、コンシューマー向けの「格安SIM」サービスが低料金での消耗戦を強いられるなか、IIJは法人向けのIoT回線契約に活路を見出すといった動きも表れているようです。従来の「低価格でデータ通信が出来る」だけではなく、プラスアルファのサービスが「格安SIM」には求められていくでしょう。

ネガティブな話が続きましたが^^;、今年秋に中古端末に対してもSIMロック解除対応が義務化されるというのは、「格安SIM」業者にとって追い風となる要因でしょう。当初は「2019年7月から」という報道がされていましたが、9月からに変わっているようです^^; 個々の端末の対応している周波数帯の問題もあるので完全に自由とはならないにしても、au VoLTEの仕様上の問題がクリアされるなど、たとえドコモ回線やソフトバンク回線にて使いづらいau端末であってもメリットのある内容なので、これは大きな前進となることでしょう。

また、2019年秋には、楽天モバイルも第4のキャリアとして参入が予定されています。単独で全国展開されるものではなくauへのローミングで補っていく形になるようですが、この参入がどういう変化をモバイル市場に与えるのか、とても気になるところです。