「格安SIM」業者レビュー(9)-mineo


・au回線使用の「格安SIM」業者のパイオニアというイメージゆえか、「格安SIM」業者内でのシェアはそこそこ高い
・通話定額オプション対応への立ち遅れがあったが、ついに5分以内かけ放題オプションに参入し、弱点は解消された。ただし、UQ mobileに比べるとVoLTE対応に不安が残る。また、契約容量の少ないプランが設定されているので、通話・データ通信ともあまり使わないライトユーザーか、ドコモ回線やソフトバンク・ワイモバイルなどを別に契約している人がサブ回線として持っておくのに適しているという印象
・使用端末の問題等もありそうだが、速度面ではあまり速いとは感じられない印象。逆に極端に遅くなるということもあまりないようだ。節約モードがかなり優秀であると感じる

既報のとおり、2016年11月にmineoとOCNモバイルONEを増強しましたが、まずmineoの方のレビューを書きたいと思います。

サービス開始当初のmineoは、希少なau回線使用の「格安SIM」業者でしたが、その後ドコモ回線の「格安SIM」も提供するようになりました。こんにちではIIJmioも同様になりましたので、唯一の存在とは言えなくなりましたが。ドコモ回線の「格安SIM」を多数利用している私は、もちろんau回線(Aプラン)を契約しています。容量は3GBで、データ通信のみのプランです(もっとも、au回線使用の「格安SIM」業者はSMSがデフォルトで付いてくるので、ドコモ回線「格安SIM」業者でいうSMS付きデータ通信SIMにあたります)。

最初のau回線使用「格安SIM」業者というインパクトがあるのか、「格安SIM」業者シェアの中ではトップクラスに入るmineoですが、昨今流行りの通話定額オプション対応で立ち遅れがあったため、やや物足りなさを感じる人が多くなっているのではないか?との不安を感じていました。しかし、ようやく5分以内かけ放題オプションへの参入が表明され、この面でのデメリットはほぼなくなりました。もっとも、通話アプリを利用する内容なのでプレフィックス番号を付加する仕組みが利用されているものと思われ、UQ mobileに比べるとVoLTE対応の面で危惧が残るように感じられます。

いっぽう、データ通信の面ではどうでしょうか。いちおう10GBプランが設定されるようになったので、ある程度ヘビーユーザーの受け皿たりえる要素は出てきました。料金設定面ではほぼ標準的な金額と思われますが、他ではあまり見られない月500MBプランというものが設定されていますので、あまりデータ通信をしないライトユーザーもしくは2台目需要を想定しているように感じられます。もっとも、これとて、500MB・1GB・3GBそれぞれのプランの料金差を考えれば、本当に存在意義があるのか、首をかしげる内容です。100円でも200円でも安い方がいいという人なら選ぶのかもしれませんが。

総括してみると、とりあえず回線をキープしておきたいライトユーザーか、ドコモ回線もしくはソフトバンク・ワイモバイルなどのユーザーがau回線も使えるようにしておきたいというような需要に向いているような印象ですが、通話面でもデータ通信面でも、ある程度までのヘビーユーザーのニーズに応えられる内容になってきているように思います。基本的なオプションはそれなりに充実していると思います。

さて、私的な速度計測結果によるmineoの印象ですが、使用端末のAndroidバージョンの関係で他の端末と同じ計測ソフトを利用していないので一概には言えないのですが、さほど速いとは言えない印象を持っています。使用端末のスペックにも問題がありそうなので、このあたりは断言出来ないところです。とりあえず一部のドコモ回線使用の「格安SIM」業者のように、極端に遅くなるようなことはいまのところないようです。私は通常mineoスイッチをOFFにして使用していますが、これはなかなか優秀です。Google Play Musicを聴いていても、大抵の場合は違和感なく聴けるレベルです。UQ mobileが「ターボ機能OFFでSNSも音楽も使い放題」みたいなキャッチコピーを使っているのには違和感を感じるレベルなのに比べると、mineoこそこのキャッチコピーを使うのにふさわしいという気がします^^;

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