【速報】「格安SIM」への切替が自己目的化してはいけない


最近の報道によると、「格安SIM」「格安スマホ」に切り替えた結果、「こんなはずではなかったのに」と思うトラブルが発生し、消費生活センターに相談が持ち込まれるケースが急増しているそうです。

内容をみると、概ね「従来3大キャリアであれば当然のように付随していたサービスがなかったためのトラブル」「SIMロックやネットワーク利用制限に関わるトラブル」に大別されるようです。この結果を受けて、独立行政法人国民生活センターは、以下のような消費者への提言を行なっています。

  1. 自分の現在の利用状況を把握した上で、ホームページやパンフレット等で格安スマホ会社が提供しているサービスを確認しましょう
  2. 今まで使っていたスマートフォン等の端末を引き続き使えるかどうか確認しましょう
  3. 中古端末を購入する場合、「ネットワーク利用制限」対象の端末ではないか確認しましょう
  4. 格安スマホ会社の回線を利用するための手続きと、利用開始日を確認しましょう
  5. トラブルになった場合は、最寄りの消費生活センター等に相談しましょう

身もふたもない言い方にはなりますが^_^;A、このあたりの事項は「格安SIM」を利用するうえでは必要最低限の知識であり、このあたりの確認を怠った結果トラブルになってしまうというのはある意味必然であるといえます。いっぽう、「格安SIM」業者の方も、データ通信プランにおける最低料金を強調するなど、過度に安さを強調するような売り込み方をしているきらいがあり、丹念にプランの紹介を読まないかぎり誤解を招くような表現をしているケースもままあります。このあたりのトラブルは、消費者側の認識不足・業者側の宣伝の仕方、双方に問題のある結果だと言えるでしょう。

昨今、誰でも「格安SIM」に変えればケータイ料金が安くなると煽る風潮があり、安直に「格安SIM」への乗り換えを薦めるような向きもあるように感じられますが、当サイトでは繰り返し力説しているように「格安SIM」「格安スマホ」には向いている人とそうでない人とがいるのが現実であり、「格安SIM」に持たれている「幻想」をセーブするのが私の役割だと認識しています。

大抵のユーザーの場合、「『格安SIM』を使いたい」と思っているのではなく、「ケータイ料金を下げたい」と思っているのだろうと思います。確かに音声通話をあまり重視していない・データ通信もそこそこという程度のユーザーであれば「格安SIM」を利用することによってケータイ料金を下げられる可能性も高いですが、「格安SIM」を利用する場合には、それに見合った手間や知識を求められるケースも多いので、そこまでスマホに煩わせられたくないという向きには、ワイモバイルなど実際に店舗でのサポートを期待できるところを選ぶのが望ましいでしょう。見た目ワイモバイルは「格安SIM」業者より高めに受け取られることが多いようですが、「格安SIM」業者であっても、音声通話をして通話かけ放題のオプションをつけて、端末も新しくしてなどと従来3大キャリアでは当たり前のようなことを付加していけばワイモバイルの料金とはそう変わらない結果になる場合がほとんどと思われます。

「格安SIM」を使いたいという人のなかには、「ケータイ料金を下げたい」という人ばかりでなく、「自分の好きな端末を自由に使いたいから」などさまざまなニーズを持っている人も多いかと思います。まず「格安SIM」への切替ありきではなく、自分のスマホ利用形態を確認し、まず自分のニーズがどこにあるかを確認する必要があるでしょう。

 

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