【速報】2018年5月、スマオフがサービス終了


2017年は、ぷららモバイルLTEのサービス終了・Freetelの楽天への「格安SIM」事業承継及び新規契約受付終了など、「格安SIM」市場の成長に翳りが感じられるようになりましたが、「ブックオフにスマホ・ガラケーを売ると端末がもらえる」というユニークなサービスで当初話題となったスマオフが2018年5月末をもってサービス終了する旨、発表されました。また、月額498円(500MB)からデータ通信を利用できる「格安SIM」サービスiStreamも、2018年3月をもってサービス終了となります。

スマオフは、当初話題となった端末提供サービスが、LTE端末への切り替えもなされないまま、早々に店舗での取り扱いを終了してしまい、いちおうウェブからの新規契約受付だけは細々と続いていたものの、ずっと存続するのか気がかりな状況でした。その意味では来るべきものが来たという印象ですが、本気度が疑われる内容だったという印象は否めません。

公式サイトで発表されているところによると、スマオフ契約者には2018年1月から楽天モバイルへの乗り換え優遇措置の案内が送られる模様ですが、FREETELのように現在利用しているサービスがそのまま使えるというような内容にはならないと思われます。ただ「サービスが終了となります。ほかのところを探してください」というだけで、従来のユーザーがそのまま利用できる仕組みを「格安SIM」業界全体で作らないと、「格安SIM」サービス全体への不安が生じてしまうのではないかと危惧しています。

こんにち、「格安SIM」サービス全体でも、契約回線数は1,000万に満たないと言われます。従来キャリアを含めたシェアでは1割にもならないこととなりますが、そのレベルでこの状態となると、「普及率16%の論理」に従うかぎり「格安SIM」がキャズムの壁を超えるのは難しいのかな?という印象を受けます。「格安SIM」サービスは個人向けサービスではなく企業向けのIoTサービスにて活路を見いだすという声もありますが、個人向けという面では、2017年の総括でも書きましたが、端末なりアプリなりにこだわりのあるユーザーに特化したサービスを展開していくか、別に本業を持っていてそちらとの相乗効果を狙っていくか、そういった発想の転換が必要になってくるだろうと感じられます。ユーザーの方も、「格安SIM」を利用するかどうか判断する際は、モバイルに関心が高いかどうか、スマホ単体の利用ではなくその他の既存の利用サービス(例えば、自宅回線とのセット割が効くのか、楽天スーパーポイントの利用頻度が高いのか、といったようなもの)との相乗効果が期待できるのか、といった要素が基準として重きを増してくるだろうと思います。

【追記】
既報のとおり、スマオフ契約者には楽天モバイルへの乗り換え優遇措置の案内が送られていますが、楽天モバイルだとスマオフで提供していたacer Liquid Z200が使えないということが判明したため、乗り換え優遇措置のある紹介先としてBIGLOBE Mobileが追加されました。おそらくacer Liquid Z200ユーザーからクレームがついたためと推測されますが、スマオフのサービス内容からしてユーザーの大半はacer Liquid Z200を利用していると思われるので、どうも対応としてはお粗末な印象をぬぐえないところです^^;

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