「格安SIM」業者レビュー(9)-mineo


・au回線使用の「格安SIM」業者のパイオニアというイメージゆえか、「格安SIM」業者内でのシェアはそこそこ高い
・通話定額オプション対応への立ち遅れがあったが、ついに5分以内かけ放題オプションに参入し、弱点は解消された。ただし、UQ mobileに比べるとVoLTE対応に不安が残る。また、契約容量の少ないプランが設定されているので、通話・データ通信ともあまり使わないライトユーザーか、ドコモ回線やソフトバンク・ワイモバイルなどを別に契約している人がサブ回線として持っておくのに適しているという印象
・使用端末の問題等もありそうだが、速度面ではあまり速いとは感じられない印象。逆に極端に遅くなるということもあまりないようだ。節約モードがかなり優秀であると感じる

既報のとおり、2016年11月にmineoとOCNモバイルONEを増強しましたが、まずmineoの方のレビューを書きたいと思います。

サービス開始当初のmineoは、希少なau回線使用の「格安SIM」業者でしたが、その後ドコモ回線の「格安SIM」も提供するようになりました。こんにちではIIJmioも同様になりましたので、唯一の存在とは言えなくなりましたが。ドコモ回線の「格安SIM」を多数利用している私は、もちろんau回線(Aプラン)を契約しています。容量は3GBで、データ通信のみのプランです(もっとも、au回線使用の「格安SIM」業者はSMSがデフォルトで付いてくるので、ドコモ回線「格安SIM」業者でいうSMS付きデータ通信SIMにあたります)。

最初のau回線使用「格安SIM」業者というインパクトがあるのか、「格安SIM」業者シェアの中ではトップクラスに入るmineoですが、昨今流行りの通話定額オプション対応で立ち遅れがあったため、やや物足りなさを感じる人が多くなっているのではないか?との不安を感じていました。しかし、ようやく5分以内かけ放題オプションへの参入が表明され、この面でのデメリットはほぼなくなりました。もっとも、通話アプリを利用する内容なのでプレフィックス番号を付加する仕組みが利用されているものと思われ、UQ mobileに比べるとVoLTE対応の面で危惧が残るように感じられます。

いっぽう、データ通信の面ではどうでしょうか。いちおう10GBプランが設定されるようになったので、ある程度ヘビーユーザーの受け皿たりえる要素は出てきました。料金設定面ではほぼ標準的な金額と思われますが、他ではあまり見られない月500MBプランというものが設定されていますので、あまりデータ通信をしないライトユーザーもしくは2台目需要を想定しているように感じられます。もっとも、これとて、500MB・1GB・3GBそれぞれのプランの料金差を考えれば、本当に存在意義があるのか、首をかしげる内容です。100円でも200円でも安い方がいいという人なら選ぶのかもしれませんが。

総括してみると、とりあえず回線をキープしておきたいライトユーザーか、ドコモ回線もしくはソフトバンク・ワイモバイルなどのユーザーがau回線も使えるようにしておきたいというような需要に向いているような印象ですが、通話面でもデータ通信面でも、ある程度までのヘビーユーザーのニーズに応えられる内容になってきているように思います。基本的なオプションはそれなりに充実していると思います。

さて、私的な速度計測結果によるmineoの印象ですが、使用端末のAndroidバージョンの関係で他の端末と同じ計測ソフトを利用していないので一概には言えないのですが、さほど速いとは言えない印象を持っています。使用端末のスペックにも問題がありそうなので、このあたりは断言出来ないところです。とりあえず一部のドコモ回線使用の「格安SIM」業者のように、極端に遅くなるようなことはいまのところないようです。私は通常mineoスイッチをOFFにして使用していますが、これはなかなか優秀です。Google Play Musicを聴いていても、大抵の場合は違和感なく聴けるレベルです。UQ mobileが「ターボ機能OFFでSNSも音楽も使い放題」みたいなキャッチコピーを使っているのには違和感を感じるレベルなのに比べると、mineoこそこのキャッチコピーを使うのにふさわしいという気がします^^;

速度定点観測@こすぎ編(29)


川崎市中原区近辺における、11月20日(日)14時15分前後の速度計測結果となります。

軒並み好調とは言えない数値に留まっていますが、そのなかでスマオフが異様なほど速いのにびっくりしました。いちおう複数回測ってみた結果では、結構振幅があり、ほかと変わらない数値も多いようです。ここは勘ぐる必要もなく、たまたまだったのでしょう^_^;A

1)LTE速度比較
UQ mobile Down 8.07Mbps Up 11.01Mbps
biglobe sim Down 4.83Mbps Up 18.91Mbps
Freetel sim Down 7.36Mbps Up 17.14Mbps
スマオフ Down 20.52Mbps Up 23.62Mbps
DMM mobile Down 2.72Mbps Up 3.18Mbps
mineo(A Plan) 
Down 4.52Mbps Up 4.42Mbps
ワイモバイル
 Down 20.65Mbps Up 17.52Mbps

2)低速モード(規格値0.2~0.25Mbpsのもの)比較
UQ mobile Down 0.27Mbps Up 0.38Mbps
DMM mobile Down 0.41Mbps Up 0.44Mbps

それぞれ、使用機器は以下のとおりです。

LTE速度比較
UQ mobile Xperia VL SOL21
biglobe sim Galaxy Note 2
Freetel sim iPhone5S
スマオフ FLEAZ POP
DMM mobile MEDIAS N06-D
mineo(A Plan) DIGNO S
ワイモバイル DIGNO E(いわゆる「SIMだけの契約」ではありません)

低速モード比較
UQ mobile Xperia VL SOL21
DMM mobile MEDIAS N06-D

同じ時間帯でも計測結果にはそれなりに振幅がありますので、あくまでも個人的な環境による参考資料とお考えください(複数回計測を行なった場合は、ダウンロード速度の速かった方を優先して掲載しています)。

速度定点観測@横浜編(5)


横浜市西区近辺における、11月13日(日)20時10分前後の速度計測結果となります。

本日のこすぎ編にて書いたとおり、WiFiルーターで使用している「格安SIM」業者も計測対象として試してみました。ここはIIJmio圧勝という感じですね。ショックだったのは、b-mobileにも劣るOCNモバイルONEの遅さ。IIJmioの容量不足を補うのにb-mobileでは遅すぎるというのがOCN導入に踏み切った理由だっただけに、この遅さが通常ということならOCN契約した意味がない-_-;。

使用端末の問題でしばらく遊んでいたDMMをひさびさに引っ張り出して計測対象に加えましたが、なかなか悪くない結果が出ています。また、こすぎではイマイチだったbiglobeも、時間帯の違いもあるのか、ここでは比較的良好でした。

1)LTE速度比較
UQ mobile Down 12.68Mbps Up 14.11Mbps
biglobe sim Down 24.58Mbps Up 10.86Mbps
Freetel sim Down 21.51Mbps Up 21.54Mbps
スマオフ Down 6.56Mbps Up 7.81Mbps
DMM mobile Down 16.81Mbps Up 10.57Mbps
mineo(A Plan) 
Down 5.34Mbps Up 5.21Mbps
ワイモバイル
 Down 30.65Mbps Up 4.63Mbps

2)WiFiルーター速度比較
IIJmio Down 24.67Mbps Up 19.62Mbps
b-mobile Down 0.44Mbps Up 0.91Mbps
OCN mobile ONE Down 1.17Mbps Up 6.31Mbps

3)低速モード(規格値0.2~0.25Mbpsのもの)比較
UQ mobile Down 0.35Mbps Up 0.38Mbps
DMM mobile Down 0.45Mbps Up 0.46Mbps

それぞれ、使用機器は以下のとおりです。

LTE速度比較
UQ mobile Xperia VL SOL21
biglobe sim Galaxy Note 2
Freetel sim iPhone5S
スマオフ FLEAZ POP
DMM mobile MEDIAS N06-D
mineo(A Plan) DIGNO S
ワイモバイル DIGNO E(いわゆる「SIMだけの契約」ではありません)

WiFiルーター速度比較(いずれもWiFi接続したiPhone4S使用にて計測)
IIJmio GL05P
b-mobile HW-02E
OCN mobile ONE L-02F

低速モード比較
UQ mobile Xperia VL SOL21
DMM mobile MEDIAS N06-D

同じ時間帯でも計測結果にはそれなりに振幅がありますので、あくまでも個人的な環境による参考資料とお考えください(複数回計測を行なった場合は、ダウンロード速度の速かった方を優先して掲載しています)。

【速報】おサイフケータイを使いたい場合はセット端末で国内メーカーを選ぶのが無難?


最近、「『格安SIM』に移行したいが、おサイフケータイが使えるのか気になる」という質問を受けたので、ちょっと調べてみました。

従来SIMフリースマホは韓国や台湾、中国などのメーカー製が多かったので、おサイフケータイといったような日本独自の仕様には対応していないケースがほとんででした。かつてのガラケー→スマホへの移行の際同様、これが「格安SIM」への切り替えをためらう理由に挙げられる方もいらっしゃるようですが、最近は国内メーカーもSIMフリースマホに参入するようになってきており、環境は変わってきているようです。特に、「格安SIM」業者で扱っているセット端末に出てくることの多い富士通のarrows M03は「おサイフケータイ対応」を売りにしているようです。そのほか、シャープの端末が出ている場合でもおサイフケータイ対応していることが多いようですが、なぜか京セラの端末では対応していないようです。これはワイモバイルから出ている端末でも同様なようなので、メーカーの方針もあるのかもしれません。国内メーカーであっても、Freetelは「対応していない」とにべもなくFAQで明記してあります^_^;

セット端末でなく、中古のスマホを購入して「格安SIM」で利用する場合は、ほぼ自己責任での利用となり、「格安SIM」業者等からのサポートは期待できないというのが実情のようです。ハード上で対応している場合は「格安SIM」に切り替えても実際に使えているケースがしばしば報告されているようですが、例えば決済にSPモードを利用しているiDなどは、「格安SIM」だと無理なようです(おそらくセット端末でも同様だろうとは思いますが)。mineoなどはFAQで「おサイフケータイに対応している」と記載してありますが、実際に移行する場合には「それぞれのサービス提供元に確認してください」と書かれています^_^;A IIJmioの場合は、タイプDの場合のみ対応しているようですが、利用可能であるとは保証していないそうです。

こういう場合、従来キャリアの一角を担っているけれども「格安SIM」的な使い方もある程度期待できるというワイモバイルについ期待してしまうところですが、ワイモバイルのスマホも、現時点でおサイフケータイ対応機種は在庫僅少なシャープの端末1つぐらいのようです。

速度定点観測@こすぎ編(28)


川崎市中原区近辺における、11月13日(日)14時20分前後の速度計測結果となります。

今回よりmineo(もちろんAプラン)を計測対象に追加しましたが、使用端末のAndroidバージョンの関係でRBB Speed Testがインストール出来なかったので、これだけSpeedSpot.orgのスピードテストという別の計測ソフトを使用しています。ほかのところと単純な比較はできないかもしれません。今回mineoともども導入したOCNモバイルONEはWiFiルーターに使用しているので今回計測対象には含めていませんが、WiFiルーター使用の「格安SIM」業者もIIJmio・b-mobileと合わせて3ブランドとなったので、速度比較してみるのもいいかなぁ?と思うようになってきています。

さて、肝心の計測結果ですが、いわゆる「格安SIM」のなかでは、なぜかスマオフ最速という結果が出ています^_^;。たまたまなのか、ユーザーが減ってきて空いてきたのか、気になるところです。前回なかなか好調だったbiglobeは、不調というほどでもないけれど復活したといえるほどでもない成績のようです。初計測のmineoはとりたてて言うほどでもない程度の第一印象ですね。

1)LTE速度比較
UQ mobile Down 10.24Mbps Up 11.87Mbps
biglobe sim Down 5.50Mbps Up 6.76Mbps
Freetel sim Down 12.39Mbps Up 7.56Mbps
スマオフ Down 16.81Mbps Up 33.70Mbps
mineo(A Plan) 
Down 4.38Mbps Up 5.20Mbps
ワイモバイル
 Down 64.48Mbps Up 76.24Mbps

2)低速モード(規格値0.2~0.25Mbpsのもの)比較
UQ mobile Down 0.35Mbps Up 0.38Mbps

それぞれ、使用機器は以下のとおりです。

LTE速度比較
UQ mobile Xperia VL SOL21
biglobe sim Galaxy Note 2
Freetel sim iPhone5S
スマオフ FLEAZ POP
mineo(A Plan) DIGNO S
ワイモバイル DIGNO E(いわゆる「SIMだけの契約」ではありません)

低速モード比較
UQ mobile Xperia VL SOL21

同じ時間帯でも計測結果にはそれなりに振幅がありますので、あくまでも個人的な環境による参考資料とお考えください(複数回計測を行なった場合は、ダウンロード速度の速かった方を優先して掲載しています)。

【速報】mineoとOCNモバイルONE、増強しましたw


最近私的に「格安SIM」ネタがない状況でしたが^_^;A、いろいろ現状で課題が発生したため、ひさびさに新規「格安SIM」業者導入に踏み切りました。mineoとOCNモバイルONEです。

mineoは、現在利用している唯一のau回線利用の「格安SIM」業者であるUQ mobile利用機がほぼGoogle Fit使用で手一杯になっていて、本来のau回線を利用したいという趣旨では物足りなくなっているため、追加のau回線用として導入を決めました。容量的にはそんなに必要ないとも思っていましたが、月500MBや1GBプランがそんなに割安とも思えないので、月3GBを選んでいます。データ通信のみです(au回線「格安SIM」ではお決まりのとおり、SMSは標準で付くようですが)。まだウェブから申し込んだだけで、SIMは近日到着予定です。

OCNモバイルONEは、最近デジタルミュージックとかKindleコミックとか、Amazonコンテンツをそれなりに購入するようになって、IIJmio回線だけでは自宅回線を賄えないようになってきたので、WiFiルーター使用を念頭に置いて増強する目的で選びました。月10GBのプランです。こちらはすでに使用開始していますが、なぜか実際の使用感に比べるとスピードテストの結果がだいぶ遅く出ているような気がします(?_?)。

今回はなるべく安く新しい「格安SIM」導入をしたいという意図でいろいろ選定をしています。mineoで使用するスマホは、ブックオフでいちばん安かったauのLTEスマホ(DIGNO)を2,980円で買いました。OCNモバイルONEで使用するWiFiルーターも、じゃんぱらで4,980円だったWiFi STATIONを買っています。どちらも、スターターキットは川崎のヨドバシで購入しましたが、mineoが1,000円・OCNモバイルONEが344円と、ものすごい安さです。2業者導入して初期投資の総額が10,000円にもなりませんでした^_^;。ハードはともかく、スターターキットについては、期間限定なのかもしれませんが、ちょっと競争過熱気味では?と気になりました。

それぞれレビューについては、mineoのSIMが届いてからでも書いていこうと思います。

速度定点観測@こすぎ編(27)


川崎市中原区近辺における、10月30日(日)13時20分前後の速度計測結果となります。

やはりワイモバイル回線がダントツですが、いわゆる「格安SIM」も、Freetelを除いてそこそこ良好という印象です。なぜかFreetelはこすぎと相性が悪いのか、たまにこういう結果が出ますな^_^;。1度だけの結果ではしばらく様子見しないといけないでしょうが、Biglobeが復調を感じさせます。

最近ワイモバイルを機種変更しましたが、いわゆる「格安SIM」関連のネタが私的にはあまりないです^_^;A。au回線の増強をしたいとか、IIJmio使用機器の見直しをしたいとか、いろいろ腹案はあるのですが、なかなかまとめきれていないです。

1)LTE速度比較
UQ mobile Down 11.78Mbps Up 10.41Mbps
biglobe sim Down 17.52Mbps Up 19.73Mbps
Freetel sim Down 9.06Mbps Up 19.57Mbps
スマオフ Down 15.33Mbps Up 21.63Mbps
ワイモバイル
 Down 43.18Mbps Up 6.34Mbps

2)低速モード(規格値0.2~0.25Mbpsのもの)比較
UQ mobile Down 0.36Mbps Up 0.43Mbps

それぞれ、使用機器は以下のとおりです。

LTE速度比較
UQ mobile Xperia VL SOL21
biglobe sim Galaxy Note 2
Freetel sim iPhone5S
スマオフ FLEAZ POP
ワイモバイル DIGNO E(いわゆる「SIMだけの契約」ではありません)

低速モード比較
UQ mobile Xperia SOL21

同じ時間帯でも計測結果にはそれなりに振幅がありますので、あくまでも個人的な環境による参考資料とお考えください(複数回計測を行なった場合は、ダウンロード速度の速かった方を優先して掲載しています)。

「格安SIM」=データ通信・従来キャリア=通話という図式が崩れつつある?


・MMD研究所「2016年9月格安SIMサービスの利用動向調査」についての感想を中心に
・「格安SIM」利用率は割り引いて見た方がよさそうだが、依然上昇傾向にはある
・楽天モバイルのシェア上昇や音声通話プラン利用率が過半数になるなど、通話プラン利用の拡大が顕著。これらのユーザーは「格安SIM」にメイン使用を期待していると推察される
・いっぽう、従来3大キャリアも月20GBが割安となるプランを相次いで発表。「格安SIM」は月10GB以上だとメリットが減じる場合が多く、「格安SIM」=データ通信・従来キャリア=通話という図式は崩れつつあるのではないか?

今回は、MMD研究所が実施している「2016年9月格安SIMサービスの利用動向調査」についての感想を書きたいと思います。MMD研究所のこの調査は半年ごとにされているようで、前回の2016年3月調査についての感想は「『格安SIM』ユーザーが求めているのは総合力?」にて書いています。

前回同様、この調査は、インターネットにて約35,000人から得た回答をまとめたものだそうです。このうちで「格安SIM」を利用しているというユーザーは14.7%だったそうで、前回より3%ほど上昇しています。もっとも、これはインターネットを利用したアンケートということですので、ある程度IT系のスキルの高い層が母集団として想定されます。実際の「格安SIM」のシェアはやはりこの半分程度だろうと推察されますが、わずかながら「格安SIM」はシェアを高めつつあるのが確実といえそうです。

「格安SIM」の普及状況を確認するうえでは注意を要するこの調査ではありますが、「格安SIM」業者の人気ランキングをみるうえではそれなりに興味深いものがあるかもしれません。

3月調査と比較して目を惹くのは、楽天モバイルのシェア上昇と、「格安SIM」での契約において音声通話プランが過半数に達したことでしょうか。「格安SIM」における楽天モバイルのシェアが2割というのは個人的には驚きですが、やはり「5分以内かけ放題オプション」元祖というイメージが強いのかもしれません。IIJmioはシェアを落としていますが、実質IIJmioと同じBIC SIMや、システム面では同様のDMM Mobileやイオンモバイルなども含めれば、やはり拮抗しているとみてもいいでしょう。

意外なのは、通話面でのメリットが少ないmineoが意外にシェアを拡大している点です。これは主としてauスマートフォンの受け皿として最有力なところとみられているためでしょうか? 最近速度定点観測であまりいいところのないBIGLOBEがシェアを落としているのは、個人的に納得でした^_^;A 1%以上のシェアを握っている業者数がやや減っているので、幾分優劣の差がつき始めているのかもしれません。

前回調査では46.7%:53.3%だった音声通話プラン対データ通信プランの比率が、53.8%:46.2%とついに逆転したのが、個人的には画期的と思われた事項です。これは「5分以内の通話かけ放題」オプションを提供する「格安SIM」業者が増えて乗り換えをしやすくなる環境が整備されつつあるためと思われますが、 これは「格安SIM」を「データ通信用のサブ回線」扱いではなく、メイン回線として使用することを意識している人が増えている現れとみることが出来るのではないでしょうか(一部オンとオフの使い分けに利用している向きもありそうですが)。私の周りでも、最近は「格安SIM」に乗り換えたという人が多くなりました。

もっとも、最近ワイモバイルをLTE端末に切り替えて、その速さを痛感した身では、「格安SIM」に変えて実効速度に不満を感じているユーザーがある程度いるのではないかな?と気がかりなところがあります。また、最近従来3大キャリアは「ギガモンスター」「スーパーデジラ」「ウルトラパック」という、従来より割安な大容量プランを相次いで発表しています。仔細に比較はしていませんが、「格安SIM」の場合、月10GB以上のプランを設定しているところは少なく、あっても割高に設定されている場合が多いので、月20GB使うようなヘビーユーザーの場合は「格安SIM」と従来3大キャリアとで意外に料金差が出ないのでは?と想定されるケースも出てきました。そのようなヘビーユーザーの場合、日常的な使用感も大きな問題になってくると思われるので、実効速度も勘案して、従来3大キャリアを選ぶという選択肢も充分考えられるでしょう。

つい最近までのような「データ通信主体なら『格安SIM』」「通話主体なら従来キャリア」といった図式が崩れつつあるのかもしれないと感じさせられます。

速度定点観測@神田編(6)


ワイモバイル端末をLTEに切り替えたので、ひさびさに神田でも速度定点観測を実施してみました。

東京都千代田区近辺における、10月3日(月)~5日(水)それぞれ12時30分前後の速度計測結果となります。測定した数は少ないですが、東京のど真ん中でのお昼という「格安SIM」が最も苦手な時間帯で、「格安SIM」とワイモバイルではどれだけの差が出るのか、チェックしています。時間の関係で、低速モードでの確認はしませんでした。

こうして見ると、やはり「格安SIM」は値段なりのものになってしまうのかな?との感慨を禁じえません。Freetelはやや頑張っているようにみえますが、ここはスピードテストで速い速度が出るように細工をしているとのもっぱらの噂ですので、鵜呑みには出来ないところがあります。

うっかり油断しているとワイモバイルの契約容量ぐらいはすぐ使い切ってしまうので「格安SIM」併用は自分の利用環境では必須となりますが、複数台持ちをするわけではない・スマホのことばかりにかかわずらっていたいわけでもないようなタイプの人には、「格安SIM」よりもワイモバイルの方がお勧めになるのかな?との念を強くした次第です。 

LTE速度比較
UQ mobile 
10/3 Down 6.75Mbps Up 6.99Mbps
10/4 Down 5.25Mbps Up 4.53Mbps
10/5 Down 6.99Mbps Up 7.46Mbps

biglobe sim
10/3 Down 1.04Mbps Up 7.27Mbps
10/4 Down 0.91Mbps Up 9.32Mbps
10/5 Down 0.64Mbps Up 22.64Mbps

Freetel sim
10/3 Down 2.96Mbps Up 14.30Mbps
10/4 Down 17.14Mbps Up 11.45Mbps
10/5 Down 10.36Mbps Up 10.95Mbps

スマオフ
10/3 Down 4.07Mbps Up 5.13Mbps
10/4 Down 1.16Mbps Up 2.64Mbps
10/5 Down 1.06Mbps Up 4.82Mbps

ワイモバイル
10/3 Down 15.88Mbps Up 7.57Mbps
10/4 Down 17.30Mbps Up 5.71Mbps
10/5 Down 19.34Mbps Up 6.62Mbps

それぞれ、使用機器は以下のとおりです。

LTE速度比較
UQ mobile Xperia SOL21
biglobe sim Galaxy Note 2
Freetel sim iPhone5S
スマオフ FLEAZ POP 
ワイモバイル DIGNO E(いわゆる「SIMだけの契約」ではありません)

同じ時間帯でも計測結果にはそれなりに振幅がありますので、あくまでも個人的な環境による参考資料とお考えください(複数回計測を行なった場合は、ダウンロード速度の速かった方を優先して掲載しています)。

速度定点観測@こすぎ編(26)


ワイモバイル機器をLTEに切り替えましたので、ひさびさに速度定点観測です^_^;A。川崎市中原区近辺における、10月2日(日)13時10分前後の速度計測結果となります。前回の予告どおり、LTE回線のみの計測です。本当はIIJmioも計測対象に戻したいのですが、いま使用機器をどうするか迷っているところです。

やはり「借り物」でないワイモバイル回線は圧倒的に速いですね^_^;。SIMだけの契約にしてSIMフリースマホを使った場合でもたぶん結果はそう変わらないと思われますので、もっとワイモバイルは評価されていいだろうというのが持論です。販路限定ながらデータ通信のみのSIMも提供開始されているようですし、ユーザーの利用形態によってさまざまに契約をカスタマイズ出来る要素を持っていると思います。

その他は大きく変わっていないという印象ですが、biglobeは相変わらず好不調が出やすいですね^_^;A

1)LTE速度比較
UQ mobile Down 12.10Mbps Up 12.46Mbps
biglobe sim Down 2.12Mbps Up 8.53Mbps
Freetel sim Down 15.22Mbps Up 16.06Mbps
スマオフ Down 4.38Mbps Up 11.04Mbps
ワイモバイル
 Down 65.26Mbps Up 8.07Mbps

2)低速モード(規格値0.2~0.25Mbpsのもの)比較
UQ mobile Down 0.38Mbps Up 0.31Mbps

それぞれ、使用機器は以下のとおりです。

LTE速度比較
UQ mobile Xperia SOL21
biglobe sim Galaxy Note 2
Freetel sim iPhone5S
スマオフ FLEAZ POP
ワイモバイル DIGNO E(いわゆる「SIMだけの契約」ではありません)

低速モード比較
UQ mobile Xperia SOL21

同じ時間帯でも計測結果にはそれなりに振幅がありますので、あくまでも個人的な環境による参考資料とお考えください(複数回計測を行なった場合は、ダウンロード速度の速かった方を優先して掲載しています)。